医療情報の氾濫について思うこと その1

この十数年の間に、テレビ番組、雑誌、さらにインターネットで医療情報を見かけることがかなり多くなりました。比較的ちゃんとした情報もあるのですが、怪しげな情報が多く実際に臨床に関わる者としては、正直困惑することもあります。情報を見る側としては、このような大量の情報を選別するのは大変ですが、まずセンセーショナルな見出しで人目を引こうとするものは、要注意と考えてください。例えば「医者に騙されるな」というような題をつけるものはその最たるものです。一見ちゃんとした記事のようですが、都合の良いところをキリバリしたものといえるでしょう。

中澤医院|高崎市の内科

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