花粉症の注射について その4

時折、花粉症の注射で「ステロイドでない」ことを売りにしているクリニックがあります。これはヒスタグロビン注射のことです。一般的に6回ほど注射をすると1シーズンの間、花粉症の症状が抑えられるとのことです。しかし長期的な効果については医師の間でも意見の分かれるところで、根本的な治療が期待できるとする医師もいますが、そこまでの効果は期待できないとする医師もいます。当院ではこの注射も行っていません。理由は頻回の通院が必要である点と、注射による痛みを伴う点がデメリットであると考えているからです。

中澤医院|高崎市の内科

  カテゴリ:花粉症