フードファディズムの話 その2

フードファディズム自体は1952年マーティン・ガードナーの著書「奇妙な論理」に取り上げられている、由緒正しい(?)疑似科学です。主な類型としては以下の三つがあります。①健康への好影響を騙る食品の大流行②食品・食品成分の「薬効」を強調③食品に対する期待や不安の扇動です。いずれの類型もその説を信奉する人のみならず、周辺の巻き込まれた人にも多大な迷惑をまき散らすのが、フードファディズムの問題点と言えるでしょう。また意図的にこのような説を流すことにより、健康食品販売や書籍の販売をする人間もあり、今の日本はフードファディズムがあふれかえっている状態です。

中澤医院|高崎市の内科

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