歌手・タレントの中山美穂さんの急死はファンならずとも衝撃であったと思います。まして50歳台での死亡はあまりにも早すぎると思います。原因として考えられるものの一つにヒートショックという病態があります。この原因・予防について何回か書いていきたいと思います。
2024年12月13日 カテゴリ:雑談
歌手・タレントの中山美穂さんの急死はファンならずとも衝撃であったと思います。まして50歳台での死亡はあまりにも早すぎると思います。原因として考えられるものの一つにヒートショックという病態があります。この原因・予防について何回か書いていきたいと思います。
2024年12月13日 カテゴリ:雑談
「12月2日以降健康保険証の新規発行がなくなる。」
この話は以前から言われていますが少し誤解されている方もいると思います。あくまでも新規発行の停止であり、これまでの保険証も期限が切れていない限り、保険診療に使えます。つまり12月2日以降は、お知らせにも書いた通り、これまでの健康保険証・マイナ保険証・資格確認書(マイナ保険証をもっていないかたに自治体や保険者から送られてきます)の3つが外来受付の方法となります。ややこしいですね。患者さんも混乱すると思いますが、受付をする側も混乱するかもしれません。うまく受付ができるように頑張りますが、患者さんにもご協力をお願いします。
2024年11月22日 カテゴリ:雑談
また新型コロナウィルスについて、デマが飛び交ってます。こんどは新型コロナウィルスに花崗岩が効果がある?(あるいは玄武岩という話も)
効果があるという話はなんの根拠もないのですが、ネットで5000円以上で売られているとなると笑い事ではすみません。冷静に考えたらただの鉱物がウィルスを殺すエネルギーを出すと聞くだけで、眉唾物なのですが。はっきりいって入浴時に浴槽に花崗岩(玄武岩)を入れても何のご利益もありません。ただしおそらくですが何も害もないでしょう。心の安静を求めるというのなら無理に止めませんが・・・。
2月下旬になっても新型コロナウィルスの感染者数は、まだまだ増え続け、事態の収束は遠く見えます。
ここにきて看過できないデマ情報が拡散しているので書き込みます。それは「新型コロナウィルスはぬるま湯で死滅する」というものです。武漢の研究者や武漢の友人からの情報といった態の情報ですが、先ず「新型コロナウィルス」もこれまであった風邪のウィルスであるコロナウィルス属です。これらのウィルスは基本的に構造や生態は極端には変わりません。SARSやMERSといった過去に猛威を振るったウィルスもこのコロナウィルス属ですが、いづれも「ぬるま湯で死滅する」といったウィルス学上常識はずれな性質は持ち合わせていません。これははっきりとしたデマツイートです。
もちろんぬるま湯でも冷水でも水分補給は悪いことではありません。手洗い・うがいややたらなところに触れないというのは誰にでもできる基本的な予防法です。しかしこのウィルスが死滅するのはいまのところ高濃度のアルコールなどの医療消毒薬です。善意のツイートであるところを信じたいところですが、いま危険なのはウィルスの拡散以上にデマ情報の拡散であることを肝に銘じなければなりません。
2020年2月25日 カテゴリ:雑談
昨年12月に、中国・武漢で始まった新型コロナウィルスの流行はもはやパンデミック(世界的大流行)といって差し支えない状態になりました。連日、テレビ・新聞に新しい情報が流れない日はありません。ただしあやふやなデマ情報もかなりネットを中心に出回っており、情報を受け取る側のネットリテラシーが問われるところです。現時点では致死率約4%(母集団が感染者か発症者かはっきりしませんが)とそれほど高いものではないのですが、「死者数がSARSを超えた」などという報道がされるとなにかとんでもなく凶悪なウィルスが世界中にばらまかれているような印象を持ってしまいます。
まずは出所のはっきりしない大げさな情報には疑いの目をもって対応し、基本的なウィルス対策をとるのが大事と思います
2020年2月11日 カテゴリ:未分類, 雑談
最後に、インターネットの検索エンジンの話をします。いろいろなものがあるかと思いますが、その情報の信頼度は、はっきり言ってピンからキリです。対象の医療機関に全く連絡を取らずに住所、医療機関名を列挙しているものが多いので要注意です。必ず、HPや電話で自分が本当に求めている診療を受けられることが確認することが重要です。もちろん、主要の診療科が間違えていることは少ないですが、時々専門ではない診療内容を勝手に加えているところもありますので、受診する前によく確認をするようにしましょう。
2018年1月20日 カテゴリ:雑談
何回かインターネットの医療情報について書いてみましたが、こういった情報は使い方によっては非常に有益ですが、誤った情報にはまりこみ、信じすぎると重大な健康被害を受ける可能性があります。偏った情報にはまりこまないためには、これまで書いたことのほかに、いくつか注意する事項があります。それらをまとめたページのURLを以下に張ります。参考にしていただければと思います。
http://www.jima.or.jp/userguide1.html
2017年11月9日 カテゴリ:雑談
前回、情報元のはっきりしないネットの情報は切り捨てるべき、と書きましたが、それでは元が明らかなものは、すべてあてになるかというと、そうも言えません。たとえばその情報を発信している人(Dr?)の考えが、その人独自のもので、医療界では異端視されている場合もあるからです。特に特定の薬物、治療法などをやたら勧める場合は要注意です。こういったものを見分けるには、複数の情報元に同じような話が書いてあるかを見るとよいです。(ただしコピペはあてになりません)いくつものはっきりした情報元に同じような話が書いてある場合は、信用してもよいと思います。
2017年11月3日 カテゴリ:雑談
まず、はっきりあてにならない情報としていえるのは、いわゆるまとめサイトです。情報提供者もはっきりせず、その根拠も不明なことが多いのですが、気軽に覗けて一見学問的に見えるため、結構人気があるようです。代表的なものが、前回も書いたようなサイトですが、実は同じようなサイトは今も多くネット空間では存在しているので要注意です。
情報提供者がはっきりわからないサイトは、いい加減な情報も多く、まず情報源としては切り捨てるべきと考えます。
2017年10月22日 カテゴリ:雑談
テレビ、雑誌と並んで、インターネットの医療情報も近年増加しています。しかし残念ながら情報の質としては、バラバラでまったくあてにならないものから、良質で参考になるものまでいろいろで、それが少し見ただけでははっきりしないことが多いのが、大問題です。最近でもDeNAの医療系サイトの書き込みが、まったくのでたらめだったことは記憶に新しいところです。このサイトがネット上で、人気上位で多くのかたが参考にしていたということは我々医療従事者には頭の痛いところですが、実のところ同じようなサイトはまだいくつもあるのです。参考になるサイトとあてにならないサイトはどうやって区別したら良いのでしょう?
2017年10月8日 カテゴリ:雑談